「海龍」は飛行機のように翼を使い自由に潜航・浮上する事を目指し、呉海軍工廠などで潜航実験や研究・開発が行われた小型潜水艦です。 全長17.28メートル、水中速度9.8ノット、乗員2名 当社において当時の図面に基づき、艦橋・前部外板・発射管の製作を施しました。
平成元(1989)年度に研究・開発がスタートしました。 速力50ノット(93キロ)、貨物積載量1000トン、500海里(約930キロ)以上の航続距離を持ち、荒れた海でも安全に航行できること を目標に、研究・開発が進められてきた超高速貨物船です。
当社において全塗装を施しました。
保管場所で長年放置されていた関係で外板が酸化し、鉄板が紙状に・・・・。 吊上げると折損の恐れがあり、保管場所にて架台の切断内部重量物の撤去作業後、山本造船へ搬入。 外板の60%を新替えしたが、曲線部分が多く完成までに8ヶ月の期間を要した。 大型展示物修理工事の中では最も苦労した1品です。
呉海軍工廠を中心に研究開発された特攻兵器「回天」は、海軍の青年士官から提案されたものです。 全長9メートル、重量2.5トン、乗員1名 当社において当時の図面に基づき、艦橋部外板、舵、整流板、発射管の製作を施しました。